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若者は車離れしたわけじゃない!車を持たない理由とその対策

公開日: 2020.03.20
最終更新日: 2020.04.06

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かつて、車は個人が所有するもので、若者にとってはステータスシンボルの一つでした。しかし、次第に社会構造が変化して若者の優先順位が変わる中、車の購入意欲は薄れていき、現代では「若者の車離れ」という言葉が広くささやかれるようになりました。

 

なぜ若者は車を持たなくなったのか、その理由を掘り下げてみると、車への興味自体が薄れているわけではないことが分かりました。そこで今回は、現代の若者が車を持たない本当の理由を紹介しつつ、現代の状況で若者が車を気軽に所有・運転できるようにする対策について考察します。

 

車は所有する必要がないものに

現代では、あえて車を個人レベルで所有する必要性が、全国的になくなってきている傾向があります。以下に、その具体的な背景をご紹介します。

 

都会で免許を持つメリットは少ない

公共交通機関が発達した首都圏・大都会では、車を持つ・持たない以前の問題として、そもそも自動車免許自体の取得が面倒だと考えるケースも増えてきています。

これは、自動車免許を取得したところで車を所有できないなら、いっそのこと他の趣味やキャリアアップへの投資に使おうと考える人が増えたためです。

 

車は、取得時にまとまったお金がかかり、所有する際に駐車場を用意しなければならず、ガソリンなどのランニングコストもかかります。大きな買い物のため、予算の少ない若者はどうしても二の足を踏んでしまうのです。

 

車を運転することを仕事にしない限り、車がなくても生活できる環境では、教習所にまとまったお金を支払ってまで自動車免許を取得するメリットはありません。

 

また、かつては身分証代わりに自動車免許を取得していたケースもありましたが、現代ではマイナンバーカードのような新しい写真付き身分証が発行できますし、身分証だけが欲しいなら原付免許で事足りるという声もあります。

 

現代に生きる多くの若者にとって、もはや自動車免許はそのような位置づけと考えてよいでしょう。

 

カーシェアリングという新しい選択肢

車の所有欲が薄れる中、気軽に車に乗れる新しい選択肢として、カーシェアリングが注目を集めています。ちょっと買い物したいとき、公共交通機関が通っていないところに出かけたいときなど、使い勝手のよい点が魅力です。

 

自ら保有するのに比べてお金がかからない点もメリットで、保険料・ガソリン代・税金などのランニングコストは基本的に運営会社負担となります。

 

「車には乗りたいときだけ乗ればいい」と考える人にとっては、わざわざローンを組んで新車を買うのはバカバカしい行為に思えるはずです。

 

失われつつある車の「ステータス性」

車を持っていると、自分の好きなタイミングで好きな場所までスピーディーに移動できます。また、グレードの高い車に乗ることが「モテる要素」になっていた時代もあり、その頃は何かと車を持っているだけでトクをする一面がありました。

 

しかし、現代では車を持つこと自体が非効率であり、お酒も飲めないから不便だという声が出る始末。車は自分のステータスどころか、次第に邪魔者扱いされるようになりました。

 

ある意味、車の利便性にだけ注目する消費者が増えたことにより、カーシェアリングなどの新しいサービスが普及したものと考えられます。

 

車を持つ合理的な理由がない限り、現代の日本で車を持ちたいという気持ちは生まれにくくなっている傾向があると言えるでしょう。

 

若者は車に興味がなくなったのか

車を所有することに対してメリットを感じない若者が増えてきている反面、車自体への興味が薄れているとは言い切れません。個々人の考え方によって、車の魅力とする部分・車に求めるものは異なります。

 

逆に言えば、それが満たされる方法が他にあるなら、車を持つ必要はないと考える若者は多いのです。以下に、若者が車に感じる魅力や、車でなければ解決できない問題についてご紹介します。

 

車の「走りを追求する」側面に魅力を感じる層は健在

グランツーリスモ・リッジレーサーなど、カッコいい・速い車をモチーフにしたTVゲームはシリーズ化され、長い間人気を集めています。

 

最近では、高精度のシミュレーターも開発されており、まるでレーシングマシンのコクピットで運転しているかのようなリアリティを感じられる筐体もあります。

 

もちろん、車を運転する本来の目的である「目的地まで人や荷物をのせて短時間で移動する」機能は果たせないものの、公道では満たせない「車の走り」を追求するなら、もはやゲームで事が足りるレベルまで技術は進歩しています。

 

グランツーリスモの技術は、プロドライバーの適性を判別するコンテストにも用いられており、実際にプロドライバーも輩出しています。

 

車を買って峠を走り込まなくてもレーサーになれるなら、そちらに真剣になるのも当然なのかもしれません。

 

地方では未だ足としての機能を担う

都会では車を使う必要がないとしても、地方では未だ必要不可欠な交通手段となっています。一家に一台・一人一台というレベルで車が必要な地域もあり、仕事用の軽トラも含めて複数台所有している世帯もあります。

 

それなら公共交通機関を増やせばよいのかと言えばそうとも限らず、過疎化が進む地域にバスの停留所・電車の駅を作るのは、予算の都合上難しいケースが多いようです。

 

車の自動運転技術が進めば、将来的に地域限定の無人コミュニティバスを走らせることも可能と言われていますが、2019年現在ではまだまだ課題が多いことも事実です。

 

よって、車がなければ生活できない地域からのニーズがある限り、購買意欲のある若者は一定数存在し続けることでしょう。

 

車中泊など車を使った新しい趣味の台頭

車を持つ理由は、単純にモノやヒトを運ぶだけとは限らず、その人の趣味・嗜好も少なからず関係してきます。

 

車中泊などのように、車で寝ることを目的とした新しい車との付き合い方も人気を集めており、車種によっては車中泊仕様と呼ばれるオプションを備えているモデルもあるほどです。

 

この傾向は、誰もが似たような趣味をなぞる時代が終わり、車を使うライフスタイル・使わないライフスタイルによって、趣味のジャンル自体が大きく区分けされる時代になったことを示しているのかもしれません。

 

いずれにせよ、車が欲しいと考える層は今も変わらず存在しており、若者全てが車を必要としていないと考えるのは早計のようです。

 

若者の車離れに歯止めをかけるには

車のニーズ自体は地方を中心に一定数存在しているものの、それだけでは若者が車を所有する動機としては不十分です。

 

やはり、実際に乗ってみて車の魅力を体感する・車を所有しやすい制度を整備するなど、目に見える形で若者にメリットを伝えることが大切なのかもしれません。

 

車の「カッコよさ」を知ってもらう

車の人気が落ち込んでいる中で、トヨタ自動車社長・豊田章男氏は「車に乗ることはカッコいい」と市場に訴え続けています。

 

車好きにとって異論のないところではあるものの、実際にできあがった新車を見たとき、現代の車はやや画一的なデザインに偏っているという声もあります。

 

これが中古車になると、それぞれのメーカーのコンセプトが伝わってくるようなデザインが、今なお市場に数多く出回っています。

 

カローラレビン(AE86)のように、「自分はなぜこの車を選んだのか」という動機が、おそらく車を選ぶだけで誰にでも分かってしまうほど個性的な車もあります。

 

都市部のニーズとして、カーシェアリング用の車を開発するのは仕方ないとしても、車好きのニーズに応えるエッジの利いた車を用意できるかどうかが、今後の車人気を左右する課題と言えるでしょう。

 

税金面での抜本的対策

車を購入する場合、取得費用や車の維持費も考慮しなければならず、これが車を購入する際の大きな妨げになっています。

 

2019年10月の消費税増税に伴い自動車取得税は廃止されたものの、消費税が10%になっていることから、大きく負担額が変わるわけではありません。

 

また、自動車税の減税措置も「2019年10月1日以降に初回新規登録を受けた新車」に限られるため、経済的にゆとりがない人にとっては手が届かないでしょう。

 

ガソリン税もその一つで、暫定税率と呼ばれながら引き続き維持されている高い税率を支払うくらいなら、そもそもガソリンを必要としない生活をしようと考える人がいるのは無理からぬことです。

 

この点が改善され、ランニングコストが少しでも安くなるなど好材料が揃えば、国民の購買意欲も高まるかもしれません。

 

カーシェアリング市場の拡大を狙う

日本で車離れが進んでいるとはいえ、車は持ちたくないけど乗りたい人は存在しているわけですから、今後はカーシェアリングに力を入れるという方向性もあるでしょう。

 

その中で、カーシェアリングで使い回された車に愛着を持ったユーザーが、車を買い取りたいと考えるケースが出てくるかもしれません。市場が拡大すれば、それに伴い車の種類も増え、モデルチェンジ等の問題から車の入れ替えも起こるでしょう。

 

その時、古い方の車を安価に買い取れるような仕組みを設ければ、普段その車に乗っていた人が名乗りを上げる可能性は十分あります。

 

誰にでも言えることではありませんが、車を運転する場合、ドライバーの心理としては「できるだけ慣れ親しんだコクピットを選びたい」という思惑があります。

 

「新しい車に乗ると事故を起こしそうだ」と不安に感じた層が、似たような車を買い求めやすい環境を整えるのも、決して悪くない選択肢ではないでしょうか。

 

おわりに

若者が車離れしたと言われるのは、車の必要性が低い環境で暮らしていること・車に対する価値観が変わったことなどが、主な理由となっています。

 

しかし、車に対する魅力を新たに発見している層もいて、必ずしも若者の全てに当てはまる傾向とは言い切れません。車離れの問題は、単純な利便性の問題だけでなく、その人の人生観にまで発展する問題になりつつあります。

 

若者の車に対する興味を取り戻すため、若者の生活に車がある現実的なビジョンを提示できるかどうかが、メーカー・販売店・国・地方公共団体に求められていると言えるでしょう。

 

 

タグ : 車離れ
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