全国の廃車買取業者のご紹介

1. 自社解体工場タイプ

自社で解体工場を持っている業者で、自社でレッカー車や積載車を運用しているところが多く、基本的にどんな状況の車でも引き取り、解体（スクラップ）出来るのが特徴です。抹消手続き、車両の引き取りは、別途手数料がかかるケースがあります。解体処理能力は、月に50台～100台レベルから大手になると月に数1,000台レベルまであり、パーツ取りをしてパーツ販売や、パーツを輸出しているような業者もあります。さらには、場合によっては自動車の輸出を行っている場合もあります。郊外に所在しており土日祝日がお休みのところが多く、小規模の工場だとホームページを持たない業者も珍しくありません。自分の車を確実にスクラップにしたい方にオススメです。

2. 買取屋さんタイプ

中古車の買取を全般的に行っているタイプで、基本的に値段をつけて車を買い取り、抹消手続き、車両の引き取りも無料で行うのが特徴です。ただ、業者によっては、事故現状車や故障車、被災車両、放置車両の様な不動車の引取ができないケースがあります。市街地に店舗を構えているケースが多く、持ち込みができるケースも多く、持ち込みキャンペーンなどを行っている業者もあります。多くは土日祝日も営業しているので、土日にしか動けない方にオススメです。

3. レッカー屋さんタイプ

事故車や故障車のレッカー業（JAFを民間企業にしたようなイメージ）を主としているため、どんな車でも運ぶことができるのが特徴です。多くの場合で買取が出来ず、抹消手続き、引き取りに費用が掛かります。不慮の事故や故障で車両の移動が困難な際でも対応ができ、24時間365日受付をしている業者もあります。車両の移動が困難な状況の方にオススメです。

4. ＩＴ屋さんタイプ

Webマーケティングを得意としており、Webで検索した際に上位に表示されるのがこのタイプです。しっかりとしたWebサイトを持っており発信する情報量が多く、情報を収集しやすい特徴があります。LINE査定やSNSを通じてのやり取りができる業者もあり、少ない個人情報で見積査定を依頼できるケースもあります。一括見積査定やマッチングサイト、ランキングサイト、比較サイトを運用しており、同時にいくつかのサイトを運用している業者もあります。地域を問わずに全国展開しているのが特徴で、コールセンターを設置している業者もあります。手間をかけたくない方にオススメです。

永久抹消登録とは

文字通り、永久に車籍を抹消する手続きで、一度永久抹消登録を行うと二度と登録ができません。車としての用途を終えたり、車としての機能が失われ、パーツ処理（パーツ取り、部品取り）や解体処理（スクラップ）され た後に解体業者から解体報告がなされると、永久抹消登録ができるようになります。老巧化や経年劣化した車両、事故などで大きく損壊した車両、地震や台風、火災の被災などで車として使用できなくなった車両が該当します。

一時抹消登録とは

自動車の使用を一時的に中止するための登録で、再登録して運航を再開することができます。長期出張や単身赴任などで一定期間車を使用することのない場合などにも、この手続きを取ることができます（一時抹消すること で、自動車税の課税を止めることができます）。スクラップを行う前にも、一旦は一時抹消登録を行うので、廃車買取業者に車両を預けたのちにまずは行われる手続きです。

輸出抹消登録とは

車を海外に輸出する際に行われる登録で、日本では買い手のつかない車であっても、アフリカなどの新興国において故障の少ない日本車は人気のため、越境ＥＣサイトなどを通じて海外に販売される場合にこちらの手続きが必要になります。

以上のように、使用していた車を廃車にする際には、何らかの抹消登録をしないといけないのですが、陸運局は平日しかやっていないうえに手続きが煩雑で、多くの業者が無料で手続きを行ってくれるので、廃車買取業者にお任せしてしまうことをお勧めいたします。